中医学の診断法により、五臓六腑の状態を診断して
経穴を指で操作する施術になります。
筋肉症状は上記に加えて経筋学という、経絡から診断した筋肉の施術となります。
中医術の本場である中国の診断法方法により、経穴を選定して
指でツボを刺激して施術をする中医整体です。
鍼灸を指で行うものになります。
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夏風邪 風熱感冒 冬の風邪が寒さから来る風邪になりますが 夏の風邪は暑さからくる。 熱中症に近いものです。 そのため寒をもととする冬の漢方だと悪化する場合があります。 症状としては 38度とか割と高めの熱が出る。 冬の風邪と違い汗がでる。 悪寒、頭痛、喉の痛み、口の乾き、咳などがでる。 ①寒気がある場合は 生姜、刻みネギをたっぷりの味噌汁をたべて暖かくして寝て寒気を飛ばします。 ②寒気が落ち着いても高熱がのこる。 ミントティー 板藍根茶 塩、水分をこまめにする。 ③熱が下がってきたら。 お腹に熱がある病気は 朝方さがっても夕方上がってくるので朝晩熱が下がるまでは養生する。 お腹に熱が溜まる病気なので胃腸がかなり疲れています。 しばらくはお腹に優しい食事を心がけてください。 補気の食材と補陰の食材で失った体力と陰を補います。 補気 根野菜、なつめ、高麗人参、キャベツ、イワシ、サンマ、サバ、おかゆ はちみつ 補陰 ねばねばもの、納豆、おくら、とろろ、めかぶなど タコ、うなぎ ④回復期 朝晩熱が落ち着いても体力の低下を感じるときは補気補陰の食生活と適度な休養は続けていく。
人間疲れてくると考えるのも動くのもおっくうになります。 また疲れが過ぎると立ち上がることも困難になり、仕事にも行けなくなったりします。 夏バテやうつっぽくなる感じですね。 仕事とか、家事、育児、介護とか子供の学校の人間関係とか またはそれら全部とか 心も体も働きすぎるとどこかで休まないと なんとか回せていた消化能力も衰え 臓腑自体が痛んでいきます。 かなり無理をしすぎると 認知症になっていくのですがこれはほかのガンなどの難治性の病気も同じです。 特に若年性の認知症は気づくのがおくれて症状が出た時には臓腑のかなり深いところまで来ていることがあります。 高齢者になると自然と気血が衰え、たくわえがないので臓腑が衰えて気血が足りなくなると不眠とか疲れやすいとかいつも眠いとか耳鳴りとかすぐ症状に出てきます。 しかしある程度若いと気血のストック(筋肉とか骨とか)があるので過労による臓腑の衰えがある程度進むまで表にあまり出てこないことも多いです。 そうなると、症状が出た時にはいきなり臓腑の深い段階の場合もあるので、過労には理論的に判断していかないときづかぬまま10年も20年も過酷な生活を続けてどんとくる場合があるので注意が必要です。 認知症への過程は 最初は気血が足りないくらいからはじまります。 その足りない状態で動き続けると過剰に働いて気血を作っていた臓腑が傷つき自分で治せないところまでいくとより深い認知症になっていきます。 最初は気虚で ねむい、元気が出ない、ねむれない、つかれやすい。体がだるい。歩くとすぐ疲れる。 頭がボーとする。疲れてくると考えるのがおっくう。 などから出てきます。 この段階なら 消化に良いものを食べて、 しっかり休み ストレスの原因になるものと接する時間をなるべく減らすことです。 ある程度休めればまだ回復します。 もう少し疲れが過ぎると血虚にもなり 腰痛、かたこりなど筋肉的な症状が出てきます。 筋肉に血が通ってないと動きがわるくなりますからね。 すこし重くなってきましたが ここあたりなら よく食べて、よく寝れれば回復できる段階です。 この先は継続的や短期的でも過剰な過労により臓腑が傷ついた状態です。 今までは気血が足りない。 行ってみればガソリンが入ってない、電池が切れてるみたいな状態なので ガソリンを入れたり、充電すれば、さほどかからずうごけるようになります。 しかし無茶な使い方をしてエンジン自体や配線に故障が出ていたらガソリンを足してもうごきませんよね。 治りにくくなる段階に来ると いらいらや、情緒の変化、頭痛、生理不順、耳鳴り、慢性的な不眠などななり、高血圧などになり具体的な病名が付いてきます。 心とか肝、腎など具体的な臓器が失調してる状態です。 このあたりで西洋薬では一生飲み続けましょうとなってきます。 咳止め薬みたいにすっきり症状を止めるという感じではなくなってきます。 我慢強い人はここでもお医者さんに相談したりしないのでこの辺りを飛び越えてその先の段階に行ってしまう場合もあります。 ここら辺はもう、漢方や針など東洋的なアプローチも併用する必要があります。 さらに進むと脳の萎縮など検査により具体的な形の変化がでてきます。 ここは難病レベルの状態になります。 西洋医学にくわえ 漢方や針などの施術を密に行うのはもちろんですが、 この段階では気温の変化や食べ物など外的な要因でかなり病気が促進するので本人及び周囲の人の意思が大事になります。 早めに体の疲れに気が付いて、少しでも体調を整えることが大切です。